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Claude Marketplace公開──公式は「2,000超」のコネクタ・プラグインを謳い、一覧ページの表示は計1,168件。個人のPro/Maxで使えるのはどこまでか

Anthropicは2026年9月23日(米国時間)、コネクタ・プラグインの追加、Claude搭載の外部製品の購入、コンサルティングパートナー探しを1か所にまとめた「Claude Marketplace」を公開した。公式ブログは「2,000種類超」のコネクタ・プラグインを謳うが、当サイトが9月24日(UTC)にログインなしで取得した一覧ページの件数表示はコネクタ831件・プラグイン337件の計1,168件だった。製品の購入は組織が事前に約束したAnthropicへの支出(committed spend)の一部を充てる企業向けの仕組みで、Anthropicの同日のブログは「限定プレビュー」と書いている。個人のPro/Maxユーザーが使えるのは、今回より前からあるコネクタ(Freeでも可)とプラグイン(有料プラン)の追加にとどまる。

Claude Marketplace公開──公式は「2,000超」のコネクタ・プラグインを謳い、一覧ページの表示は計1,168件。個人のPro/Maxで使えるのはどこまでか
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2026年9月24日(UTC)時点の情報です。 Anthropicは現地2026年9月23日付の公式ブログ「Claude Marketplace: one place to discover plugins, agents, and services from our partners」で、コネクタ・プラグインの追加、Claude搭載の外部製品の購入、コンサルティングパートナー探しを1つの場所にまとめた「Claude Marketplace」を公開した。ブログを、Anthropicのヘルプセンター・料金ページ・マーケットプレイスの各ページと突き合わせると、3つの要素のうち個人のPro/Maxユーザーが触れられるのは「コネクタ・プラグインの追加」で、これは今回より前から使えていた機能だった。残る2つ(製品の購入・パートナー探し)について、Anthropicは企業(組織)向けと説明しており、製品の購入は同日のAnthropicのブログで「限定プレビュー」とされている。

3行まとめ

  • Claude Marketplaceは「コネクタ・プラグインを追加する」「Claude搭載の製品を購入する」「サービスパートナーの手を借りる」の3つを1つの入口にまとめたもの(Anthropic公式ブログ・9月23日)。ブログは「本日時点で2,000種類超」のコネクタ・プラグインを謳うが、当サイトが9月24日(UTC)にログインなしで取得した一覧ページの件数表示は、コネクタ831件・プラグイン337件で計1,168件だった
  • 個人のPro/Maxユーザーが使えるのは「コネクタ・プラグインを追加する」部分。ヘルプセンターによればプラグインは有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)すべてで使え、この一文は2026年5月30日のInternet Archive保存版にもある。スキル・コネクタ・プラグインをまとめて探せる「統合ディレクトリ」のヘルプ記事も2026年4月1日の保存版に既にある。個人から見て今回新しいのは、ログインなしで見られるカタログサイト(claude.com/marketplace)
  • 「製品を購入する」は、組織が事前に約束したAnthropicへの支出(committed spend)の一部を外部製品に充てる仕組み。マーケットプレイスのFAQは対象を「enterprise customers」と説明し、同日公開の導入事例ブログはこの使い方を「in limited preview(限定プレビュー)」と書いている

事実で見る「個人のPro/Maxで使える範囲」

公式ブログの文言を、Anthropicのヘルプセンター・料金ページ・マーケットプレイスの各ページと突き合わせた結果は次のとおり。

Marketplaceの要素 何をするものか 個人のPro/Maxで使えるか 根拠
コネクタを追加する Google Drive・Gmail・Notionなど(一覧ページの表示で831件)にClaudeを接続する 使える(Freeプランでも) 料金ページの機能比較表で「Connectors」の行はFree・Pro・Max 5x・Max 20xすべて「Yes」
プラグインを追加する 業務別にスキル・コネクタ・サブエージェントをまとめてインストールする(一覧ページの表示で337件) 使える(Freeプランは対象外) ヘルプセンター「Use plugins in Claude」冒頭に「Plugins are available to all paid plans (Pro, Max, Team, Enterprise)」
Claude搭載の製品を購入する CrowdStrike・Cursor・Harvey・Legora・Lovable・Snowflakeなどの外部製品の代金に、Anthropicとの契約額の一部を充てる 対象として書かれていない マーケットプレイスのFAQは「for enterprise customers」「If your organization has an existing Anthropic spend commitment」と説明し、窓口は「Anthropic account team」。導入事例ブログは「in limited preview」
サービスパートナーに依頼する Accenture・Boston Consulting Group・Deloitteなどのコンサルティング会社・システムインテグレーターを探す 対象として書かれていない 公式ブログの説明は「roll Claude out across your organization」で、個人契約者向けの窓口の記載は無い

ブログが挙げた3つの入口

公式ブログの冒頭はこう書いている。

Starting today, the Claude Marketplace brings plugins and connectors, agents and products, and service partners into one place. For customers, it provides a single destination to find the right tools and services. For builders and partners, it offers an easier way to reach teams using Claude.

(本日より、Claude Marketplaceはプラグインとコネクタ、エージェントと製品、サービスパートナーを1つの場所にまとめる。顧客にとっては、適切なツールとサービスを見つける単一の窓口になり、ビルダーとパートナーにとっては、Claudeを使うチームにリーチしやすくなる。)

「顧客向け」として挙げられているのは次の3項目。

Add connectors and plugins. Choose from more than 2,000 available today, including Atlassian, Google, Microsoft, Notion, Salesforce, and more.

(コネクタとプラグインを追加する。Atlassian、Google、Microsoft、Notion、Salesforceなどを含む、本日時点で2,000種類超から選べる。)

Buy agents and products. Use a portion of your committed Anthropic spend on Claude-powered software from companies like CrowdStrike, Cursor, Harvey, Legora, Lovable, and Snowflake.

(エージェントと製品を購入する。CrowdStrike、Cursor、Harvey、Legora、Lovable、Snowflakeなどの企業によるClaude搭載ソフトウェアに、事前に約束したAnthropicへの支出(committed Anthropic spend)の一部を充てられる。)

Scale with service partners. Connect with a consulting partner or system integrator from the Claude Partner Network, such as Accenture, Boston Consulting Group, or Deloitte, to build your AI strategy and roll Claude out across your organization.

(サービスパートナーとともに規模を広げる。Accenture、Boston Consulting Group、Deloitteなど、Claude Partner Networkのコンサルティングパートナーやシステムインテグレーターとつながり、AI戦略を立て、組織全体にClaudeを展開する。)

ブログ本文にはAtlassian・CrowdStrike・Hebbia・Legora・Notion・Salesforce・Snowflakeの担当者コメントが並ぶ。語られる相手は「teams」「enterprises」「legal teams」「customers」で、本文を「Pro」「Max」「individual」「personal」で検索した範囲では、個人のプランや個人利用者に触れた箇所は無かった。Salesforceのコメントに出てくる「Salesforce in Claude」は9月15日に発表されたプラグインで、当サイトは9月14〜15日の業種別3本をまとめた記事で扱っている。

個人が使える部分は、今回より前からあった

「コネクタとプラグインを追加する」の部分は、個人のPro/Maxアカウントでも使える。ただし、どちらも今回の発表で新しく使えるようになったものではない。ヘルプセンターの「Use plugins in Claude」(最終更新は2026年9月22日18時38分UTC)は、冒頭で次のように書いている。

Plugins are available to all paid plans (Pro, Max, Team, Enterprise).

(プラグインは有料プランすべて(Pro、Max、Team、Enterprise)で使える。)

同じ一文は、Internet Archiveが2026年5月30日に保存した同じページにもある。コネクタについては、当サイトのClaudeの使い方【2026年9月版】(9月20日)が料金ページの比較表を根拠に、Free・Pro・Max共通の機能として挙げていた。9月24日(UTC)に取得した料金ページでも「Connectors」の行はFree・Pro・Max 5x・Max 20xすべて「Yes」だった。

スキル・コネクタ・プラグインを1つの画面で探せる「統合ディレクトリ」も、今回できたものではない。ヘルプセンターの「Browse skills, connectors, and plugins in one directory」は次のように説明している。

Our unified directory brings skills, connectors, and plugins together in one place so you can find and install everything that customizes Claude without switching between separate menus.

(統合ディレクトリは、スキル・コネクタ・プラグインを1つの場所にまとめ、別々のメニューを行き来せずにClaudeをカスタマイズするものを見つけてインストールできるようにする。)

この一文は、Internet Archiveが2026年4月1日(UTC)に保存した同じページにも一字一句同じ形で載っている。変わっているのは続く一文で、4月の版では「skills shared across your organization」、現在の版では「skills and plugins published to your organization」(Team・Enterpriseで組織に公開されたものがディレクトリに出る、という説明)になっている。現在のページの最終更新は2026年9月22日18時44分(UTC)。

「Use plugins in Claude」によれば、Customizeメニューの「Plugins」タブにある「Personal plugins」欄から、Anthropicが用意するマーケットプレイス(Knowledge Work・Life Sciences・Financial Services・Legalなど)を追加したり、GitHubリポジトリやgitのURLを指定して別のマーケットプレイスを同期したりもできる。この手順も5月30日の保存版に既に書かれている。

個人のユーザーから見て今回新しく加わったのは、ログインせずにブラウザで見られるカタログ(claude.com/marketplace)だ。コネクタ・プラグインの一覧ページでは各項目に「Add Google Drive in Claude」のようなリンクが付き、そこからClaudeに追加する導線になっている。公式ブログは「Starting today」として公開しており、Internet Archiveにこのページが最初に保存されたのも2026年9月23日(UTC)だった。

「購入する」は企業のコミットメントが前提で、まだ限定プレビュー

ブログの「製品を購入する」は「Use a portion of your committed Anthropic spend」、つまり事前に約束したAnthropicへの支出の一部を使うことが前提になっている。マーケットプレイス内のFAQ(claude.com/marketplace-contact-sales)は、対象を次のように説明している。

The Claude Marketplace features Claude-powered tools for enterprise customers. It lets organizations use some of their existing Anthropic commitment to purchase solutions from our customers to simplify procurement and consolidate AI spend.

(Claude Marketplaceは、企業顧客向けのClaude搭載ツールを掲載する。組織は既存のAnthropicとのコミットメントの一部を使って当社の顧客のソリューションを購入でき、調達を簡素化し、AIへの支出を一本化できる。)

If your organization has an existing Anthropic spend commitment, you can apply some of it towards Claude-powered partner solutions. Reach out to your Anthropic account team to get started.

(組織にAnthropicとの既存の支出コミットメントがあれば、その一部をClaude搭載のパートナー製品に充てられる。始めるにはAnthropicのアカウントチームに連絡する。)

同じ9月23日にAnthropicが公開した導入事例のブログ(CodeRabbitがVercelの契約を、Power DigitalとThoughtSpotがSnowflakeの利用を、Anthropicとのコミットメントから広げた例)は、末尾で次のように書いている。

Using your Anthropic commitment this way is in limited preview. If you have one, talk to your account team or submit a request to see if you're eligible.

(Anthropicとのコミットメントをこのように使うのは限定プレビューの段階にある。コミットメントがあるなら、アカウントチームに相談するか申請を出して、対象になるかを確認してほしい。)

料金ページにも関連する行が1つある。Team・Enterprise向けの機能比較表の「Partnership」欄に「Tiered incentives on committed spend(コミットした支出に対する段階的な優遇)」という行があり、値は次のとおり。

項目 Team Enterprise(self-serve) Enterprise(sales-assisted)
Tiered incentives on committed spend No No Yes

この行が示すのは支出の約束に対する優遇の有無で、マーケットプレイスで購入できる条件そのものではない。ただ、料金ページの中で「committed」という語が出てくるのはこの1行だけで、個人向けのFree・Pro・Maxの比較表には、この行を含む「Partnership」欄自体が無い。本記事が取得した公式ブログ2本とマーケットプレイスの各ページ(トップ・一覧・購入・FAQ)の本文を「Pro」「Max」で検索しても、該当する語は無かった。

「サービスパートナーに依頼する」についても、公式ブログは「to build your AI strategy and roll Claude out across your organization(AI戦略を立て、組織全体にClaudeを展開するために)」という目的を掲げている。本記事が確認したページには、個人が単発でAccentureやDeloitteに相談する窓口としての説明は無かった。

3月の「限定プレビュー」告知は、購入の部分だった

Claudeの公式X(@claudeai)は2026年3月6日(UTC)に、次のように投稿している。

Introducing the Claude Marketplace, a way for enterprises to simplify their procurement of AI tools.

Now in limited preview.

(Claude Marketplaceを紹介する。企業がAIツールの調達を簡素化するための仕組みだ。現在は限定プレビュー。)

この時点の「Claude Marketplace」は企業のAIツール調達、つまり今回の3要素のうち「製品を購入する」にあたる部分として告知されていた。9月23日の導入事例ブログでも、Power DigitalはSnowflakeの契約を「this year(今年)」マーケットプレイス経由で広げたと書かれている。本記事の整理では、9月23日の発表はこの調達の仕組みにコネクタ・プラグインとサービスパートナーを加えて1つのサイトにまとめたもので、購入の部分は発表後も「limited preview」のままである。ブログ末尾の「Claude Marketplace is live today(本日公開)」は、マーケットプレイスというサイトについての言葉として読むのが、同日の2本のブログと矛盾しない読み方になる。

9/16のCowork統合とは、束ねたものが違う

Claude Coworkとチャットが「1つのClaude」に統合(2026年9月16日発表)と、今回のClaude Marketplace(9月23日発表)は、どちらも「1つにまとめる」という言い回しを使っているが、束ねている対象が異なる。

  • 9/16のCowork統合は、アプリの使い方の統合だった。Anthropicのブログによれば、Coworkは大きな仕事のための「separate place(別の場所)」として作られていたが、Coworkとチャットが「one Claude」になり、CoworkとDesignでできることがどの会話からでも使えるようになる。Coworkで使っていたチャット・プロジェクト・Artifacts・コネクタ・スキルはそのまま残る。Pro・Maxから数週間かけて展開し、TeamとFreeは続いて、とされている
  • 9/23のClaude Marketplaceは、カタログと調達の統合だった。コネクタ・プラグインを探せる公開カタログに、3月から限定プレビューだった「Anthropicとのコミットメントで外部製品を購入する」仕組みと、コンサルティングパートナーを探す導線が同じサイトに並んだ

9/16の統合は、個人のPro/Maxから順に展開されると告知された日々の使い方の変更だった。9/23の発表のうち個人のPro/Maxに関わるのは公開カタログの部分で、「購入」「パートナー」は企業向けの部分である。

一覧ページの件数表示は831+337

当サイトは2026年9月24日(UTC)に、ログインしていない状態でclaude.comのマーケットプレイスの一覧ページを取得し、ページ内の件数表示を確認した。「Connectors and plugins」ページ(claude.com/marketplace/connectors-plugins)では「All connectors」の見出しの下に「831 connectors」、プラグイン一覧ページ(claude.com/marketplace/plugins)には「337 plugins」とある。単純に足すと1,168件で、ブログの「more than 2,000」とは少なくとも832件の差がある。プラグイン一覧には「Works with」(Claude/Claude Code)という絞り込みがあり、並んでいる項目にはコードレビューのようなClaude Code向けのものも含まれる。

差がどこから生じるのか(ログイン後や組織向けにだけ出る項目、アプリ内のディレクトリとの違い、数え方の違いなど)は、本記事で確認した一次情報からは分からなかった。

ブログが「2,000超」の例として挙げたAtlassian・Google・Microsoft・Notion・Salesforceは「コネクタとプラグインを追加する」の段落にある企業名で、CrowdStrike・Cursor・Harvey・Legora・Lovable・Snowflakeは「製品を購入する」、Accenture・Boston Consulting Group・Deloitteは「サービスパートナー」の段落の実例として書き分けられている。「2,000超」は、3つのうち最初の段落についての数字である。

購入の対象条件と「2,000超」の内訳は未確認

  • 「2,000種類超」の内訳と集計時点: 公式ブログはコネクタとプラグインを合わせた数字しか示しておらず、一覧ページの表示(計1,168件)との差の理由は特定できなかった
  • 購入の対象条件と実際の画面: 導入事例ブログは「対象になるかはアカウントチームに確認」としており、限定プレビューの対象条件(契約の規模など)は、本記事が確認した公開ページには書かれていなかった。購入フローの画面も開いていない
  • 表示が地域・言語・ログイン状態で変わるか: 取得はすべて英語のページに対し、ログインなしで行った。claude.comのサイトマップには/ja/marketplaceなどの言語別URLもあるが、本記事では開いていない
  • 既存記事への影響: Claudeの使い方【2026年9月版】の記述と矛盾する点は見つからなかったため、同記事への追記はしていない

取得したページと時点

本記事は以下を2026年9月24日(UTC)に取得して確認した(いずれもHTTP 200)。

購入の対象条件や「2,000種類超」の内訳が公式から示された時点で、本記事に追記する。

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