G検定の過去問・勉強時間・申し込み公式の過去問はJDLAの例題20問、勉強時間は30〜50時間が最多、申込は10月29日まで。次回は2026年11月6日・7日、受験料13,200円、第5回の合格率76.97%【2026年10月版】
日刊AIニュース10月17日(土)号:前日のAIのニュース17本を短くまとめました(約8分)›
G検定(ジェネラリスト検定)の公式の過去問は、主催のJDLAが公開する例題・過去問20問と正解で、公式FAQも「G検定の例題・過去問」を案内している。勉強時間はJDLAの受験者アンケート(有効回答881)で「30〜50時間」が最多の32.2%。次回の第6回は2026年11月6日(金)・7日(土)、個人の申込は10月29日23:59まで、受験料は一般13,200円・学生5,500円。直近の第5回の合格率は76.97%。筆者が2026年10月8日にJDLAの公式ページを取り直して確かめた。

目次
- 筆者が2026年10月8日に開いたJDLAの画面
- G検定の過去問は公式にあるか、非公式の問題集とどう違うか
- G検定の申し込み方法は?STEP1〜3
- 次回のG検定はいつ?申込はいつまで?
- G検定とは何か──主催・正式名称・出題範囲
- 受験料はいくらか、割引はあるか
- 形式は?自宅の100分と会場の120分
- 「カンペ」は使えるのか──規約の画面例は「カンニング」を不正行為に挙げている
- 合格率と受験者数の推移──JDLAの表から筆者が計算した
- 合格ラインは公開されているか、難易度は数字でどこまで言えるか
- 勉強時間、例題・過去問、公式の推薦図書
- 生成AIパスポート・E資格との違い
- JDLAの公式ページどうしで食い違っていた点
- 日程・受験料・合格率の出どころ(JDLAの発表)
- この記事でよく聞かれること
2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 G検定(ジェネラリスト検定)の公式の過去問は、主催のJDLA(日本ディープラーニング協会)が公式サイトで公開している「G検定の例題・過去問」(10分野20問と正解つき)で、勉強時間の目安はJDLAの受験者アンケート(有効回答881)で最多の「30〜50時間」(32.2%)、申し込みは受験チケットを買って回を予約する方式で、次回は2026年11月6日(金)か7日(土)、個人の申込は10月29日(木)23:59までです。受験料は一般13,200円・学生5,500円(どちらも税込)で、2026年の残りの回は第6回の1回だけです。AI関連資格の全体像はAI資格まとめ、エンジニア向けのE資格はE資格の解説にあります。
3行まとめ
- 公式の過去問は、JDLAの例題・過去問ページの20問(正解つき)。勉強時間は受験者アンケートで「30〜50時間」が最多の32.2%。 JDLAは必要な時間を決まった数字では示しておらず(紹介資料に「合計50時間程度学習する場合」の例はある)、合格ラインも公表していない。
- 次回は2026年第6回。 オンライン試験は11月6日(金)16:00〜17:40/7日(土)13:00〜14:40(どちらか一方)、会場試験は実施なし。個人の申込は10月29日(木)23:59まで(10月8日時点で残り21日)、団体は10月22日(木)23:59まで(同じく残り14日)。2027年は6回予定で、第1回のオンラインは1月16日(土)13:00〜、申込は2026年11月13日から。
- 受験料は一般13,200円・学生5,500円(税込)。 オンラインは100分・145問程度の多肢選択(自宅受験)、会場は120分・145問程度。受験資格の制限はなく、再受験(2年以内)は半額などの割引がある。
- 合格率は直近の2026年第5回(9月発表)が76.97%(14,908名受験・11,475名合格)。 筆者がJDLAの表から2024年第1回〜2026年第5回を合算すると76.91%。ただしJDLAは公式FAQで「合格ラインおよび得点については開示しておりません」と答えている。
筆者が2026年10月8日に開いたJDLAの画面
筆者は10月8日の2時14分に、ログインせずにJDLAの「G検定とは」「G検定について」「G検定の例題・過去問」を、画面つきでないブラウザ(1280×800と390×844)で開きました。アカウントは作っていません。
- 「G検定とは」には、次回の表に「2026年11月6日(金)16:00〜17:40」「2026年10月29日(木)23:59まで」が出ていました。10月2日に取得した内容から日程と受験料は変わっていませんでした。
- 「G検定について」は、10月2日版の記事を書いた時点では「2025年第5回」の合格率76.36%と合格者アンケート(有効回答158)を載せていましたが、10月8日には「2026年第5回(9月開催)」の76.97%と、受験者アンケート(有効回答881)の学習時間に差し替わっていました。この記事の数字は10月8日の画面に合わせて直しています。
- 例題・過去問のページは、最初の問題(Q1)から「G検定2024#4に出題された過去問題」と出題回を添えて並び、ページ末尾に「(Q1)A、(Q2)D、(Q3)A…」の正解がありました。
- 2時12分に取得したJDLAのFAQの「G検定の過去問や例題はありますか?」には、「「G検定の例題・過去問」をご覧ください。」とだけ書かれていました。
G検定の過去問は公式にあるか、非公式の問題集とどう違うか
あります。JDLAは「G検定の例題・過去問」のページで、技術分野と法律・倫理分野の10項目(人工知能とは/人工知能をめぐる動向/機械学習の概要/ディープラーニングの概要/要素技術/応用例/AIの社会実装/数理・統計/法律と契約/倫理・ガバナンス)から計20問を載せ、各問に「G検定2024#4に出題された過去問題」のように出題回を付けています。ページ上の呼び名は「例題・過去問」で、本記事が確認した範囲では、過去の試験を回ごとにそのまま全問公開したものではありません。
JDLAの「G検定について」は、公式テキストとして『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』(翔泳社、JDLA監修)を挙げています。同じページには「G検定の合格者が学習に使用した教材」として、『最短突破 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)問題集 第2版』(技術評論社)、『徹底攻略 ディープラーニング G検定ジェネラリスト問題集』(インプレス)などの書名が並びます。この一覧には「有効回答数:881(複数回答可)」と添えられていて、アンケートの回答にもとづくものです。このページで「JDLA監修書籍」と付いているのは公式テキストだけで、並んでいる問題集にJDLA監修の記載はありません。「公式の過去問」と呼べるのは、JDLAの例題・過去問ページの20問です。 市販の問題集や模擬問題のサイトは、公式の過去問ではありません。
G検定の申し込み方法は?STEP1〜3
JDLAの「G検定とは」の「お申し込み方法(個人)」によると、2023年7月以降、オンライン試験の個人の申込には受験チケットの購入が必要です。手順は3つです。
- 受験チケットを購入する。 決済はクレジットカードかコンビニエンスストア決済。チケットの有効期限は購入から1年間で、期限内に予約しないと無効になり、返金はできません。
- 希望の回を予約する。 同じ回に日程が2つあるときは、どちらか一方だけ。予約のキャンセルは受験日の前々日23:59:59までです。
- 試験当日に受験サイトのマイページからログインして受験する。 「試験時間になるまで、試験は表示されません」と書かれていて、事前に動作確認と操作マニュアルの確認を求めています。
会場試験はオンラインとは別のシステムで、受験者専用サイトから会場と日程を選びます。オンラインと会場でアカウントが別で、申込後に切り替えはできません。団体(会社)経由の申込は、別の「団体経由のお申込み」ページで行います。
次回のG検定はいつ?申込はいつまで?
JDLAの「G検定とは」ページの「次回の試験について」の表と、2026年9月11日付のニュースリリースは、次のように書いています。
| 項目 | 2026年 第6回(次回) |
|---|---|
| オンライン試験(自宅受験) | 11月6日(金)16:00〜17:40/11月7日(土)13:00〜14:40。どちらか一方を選ぶ |
| 会場試験 | 実施なし(会場の次回は2027年1月15日〜17日) |
| 個人の申込期間 | 2026年9月11日(金)13:00〜10月29日(木)23:59 |
| 団体の申込期間 | 2026年9月11日(金)13:00〜10月22日(木)23:59 |
| 受験料 | 一般13,200円・学生5,500円(税込) |
筆者が日程ページを開いた10月8日時点で日数を数えると、個人の申込締切の10月29日までが21日、団体の10月22日までが14日、試験日の11月6日までが29日でした。
JDLAの日程予約サイト(jdla-exam.org)は、次回を「第1日程:2026/11/6(金)16:0016:10開始」「第2日程:2026/11/7(土)13:0013:10開始」と表示していました。JDLAの操作マニュアルPDFにあるマイページの画面例には、試験開始時刻から10分を過ぎると受験を開始できない旨の注意書きがあります。
2027年の日程は発表済み
JDLAは2026年9月11日に、2027年の年間開催スケジュールを発表しています(「日程変更となる場合がございます」の注記つき)。
| 開催回 | オンライン試験 | オンラインの申込期間 | 会場試験 | 合否発表(JDLAの記載) |
|---|---|---|---|---|
| 2027年 第1回 | 1月16日(土)13:00〜 | 2026年11月13日(金)〜2027年1月8日(金) | 1月15日(金)〜17日(日) | 2月上旬 |
| 第2回 | 3月5日(金)16:00〜/3月6日(土)13:00〜 | 2027年1月22日(金)〜2月25日(木) | 実施なし | 3月下旬 |
| 第3回 | 5月8日(土)13:00〜 | 3月12日(金)〜4月27日(火) | 5月7日(金)〜9日(日) | 5月下旬 |
| 第4回 | 7月2日(金)16:00〜/7月3日(土)13:00〜 | 5月14日(金)〜6月24日(木) | 実施なし | 7月下旬 |
| 第5回 | 9月4日(土)13:00〜 | 7月9日(金)〜8月27日(金) | 9月3日(金)〜5日(日) | 9月下旬 |
| 第6回 | 11月5日(金)16:00〜/11月6日(土)13:00〜 | 9月10日(金)〜10月28日(木) | 実施なし | 11月下旬 |
会場試験の申込は「受験日の3日前23:59まで」(2027年第1回は2026年11月13日から)です。JDLAの「重要なお知らせ」によると、オンライン試験と会場試験は別のシステムでアカウントもそれぞれ必要で、申込後にオンラインと会場の変更・振替はできません。
G検定とは何か──主催・正式名称・出題範囲
JDLAの「G検定とは」は、G検定を「AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験」と説明し、受験対象は「AI・ディープラーニングに関わる全ての方」としています。概要は「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する」です。
正式名称は、ニュースリリースの名称欄では「G検定 2026年第6回(JDLA Deep Learning for GENERAL 2026 #6)」です。
出題範囲はシラバスで、JDLAのページに項目が並んでいます。
- 技術分野:人工知能とは/機械学習(教師あり・教師なし・強化学習など)/ディープラーニングの概要と要素技術(活性化関数、誤差逆伝播法、畳み込み層、Attentionなど)/応用例(画像認識、自然言語処理、マルチモーダルなど)/AIの社会実装/AIに必要な数理・統計知識
- 法律・倫理分野:AIに関する法律と契約(個人情報保護法、著作権法、特許法、不正競争防止法、独占禁止法、AI開発委託契約、AIサービス提供契約)/AI倫理・AIガバナンス
詳細なシラバスは「G2024#6から適用」のPDFが公開されています。
受験料はいくらか、割引はあるか
JDLAの公式ページは、受験料を一般13,200円(税込)、学生5,500円(税込)としています。オンライン試験と会場試験で同額で、オンライン試験には「各種割引制度あり」、会場試験には「各種割引制度なし」と書かれています。
| 区分 | 一般 | 学生 | 条件(JDLAの記載) |
|---|---|---|---|
| 通常 | 13,200円 | 5,500円 | 税込 |
| 再受験割引(オンライン) | 6,600円 | 2,750円 | 前回受験日から2年以内。合否通知メールのクーポンコードを購入時に入力 |
| AI For Everyone修了者(オンライン) | 9,240円 | 3,850円 | Courseraの受講修了証を提示。30%引き。修了証の日付から2年以内 |
FAQによると、複数のクーポンは併用できません。個人のオンライン受験は「受験チケット」制で、チケットを購入し、有効期限(購入から1年間)内に希望の回を予約します。チケットは返金できず、期限内に予約しなければ無効になる、とJDLAは書いています。学生料金はチケット購入時点で学生であることが条件です。
形式は?自宅の100分と会場の120分
JDLAの公式FAQは、試験時間と問題数を次のように答えています。
試験時間は、オンライン試験は100分 、会場試験は120分となります。問題数は、受験形式に関係なく145問程度出題されます。
知識問題の多肢選択式です。筆者が試験時間を問題数で割ると、オンラインは100分×60秒÷145問で1問あたり約41秒、会場は約50秒です(145問は「程度」なので目安)。
オンライン試験について、JDLAの受験日程予約サイトとFAQは次のように書いています。
- 推奨環境はWindows 11・macOS、ブラウザはChrome・Firefox・Safari・Edge、画面解像度1024x768以上。タブレット・スマホ等での受験は「誤作動、誤動作の原因になる」ため推奨していない
- 問題文・選択肢はポップアップウィンドウで表示される。試験は開始の10分前に表示され、途中で一時停止はできず、開始から100分で自動的に終了する
- 試験は日本語のみ。受験日程予約のキャンセルは受験日前々日の23:59:59まで
会場試験については、FAQが、携帯電話や上着を含む手荷物をロッカーに預けること、筆記用具とメモ用紙は会場で渡され試験後に回収されること、電卓は持ち込めないこと(CBT画面上の電卓を使う)を書いています。
試験当日のログイン先は、オンライン試験が受験日程予約サイト(https://www.jdla-exam.org/d/)の「試験当日のログインはこちら」、会場試験が受験者専用サイト(https://cbt-s.com/examinee/examination/jdl.html)です。
「カンペ」は使えるのか──規約の画面例は「カンニング」を不正行為に挙げている
「G検定 カンペ」で検索する人は多いのですが、オンライン試験で手元の本やネット検索をどこまで使ってよいかを具体的に書いた一文は、本記事が取得したJDLAのページ(G検定とは、よくある質問、受験者向けFAQ、操作マニュアルPDF、受験サイト利用規約)には見つかりませんでした。筆者はこれらを「参照」「検索」「参考書」「インターネット」「カンニング」「不正」などで検索し、JDLAのサイト内検索でも「不正」「カンニング」を引きました。
一方で、不正行為についての記載はあります。JDLAの受験当日の操作マニュアル(PDF・Ver12R00)の12ページには、試験を始める前に同意を求める「受験規約」の画面例が画像で載っていて、筆者が拡大して読むと次の一文がありました。
なりすまし、カンニング、試験中に援助を受けたりするなど不正行為があったと判断された場合、もしくはそのような行為が疑われる場合は結果を取り消される可能性があります。
同じ画面例は、規約を守らない場合「JDLAおよびJTPは過去に受験した結果の取り消し、以降の受験の禁止や損害賠償請求を含む法的措置などを取る場合があります」とも書いています。ただし、この画面は「2023年第3回」の受験サイトのもので、「試験時間は120分です」という当時の記載のままです。現在の受験規約が同じ文面かは、受験当日の画面で確かめてください。アカウント作成時に同意する「受験サイト利用規約」(試験配信を受託するJTP株式会社が定めるもの)は、第8条の禁止事項に「本サービスを不正の目的をもって利用すること」などを挙げています。
何が「カンニング」に当たるかの線引きは、取得した資料には書かれていませんでした。なお生成AIパスポートのGUGAは、禁止事項に「試験に関係のない外部情報を閲覧し、解答取得に利用する行為」を明記しています。
合格率と受験者数の推移──JDLAの表から筆者が計算した
JDLAは2026年9月24日付の第5回の結果発表に、2024年第1回から2026年第5回までの開催回ごとの申込者数・受験者数・合格者数・合格率を、オンラインと会場を分けた回は分けたまま、計21行で載せています。2026年第5回は、オンラインと会場を合わせて14,908名が受験し11,475名が合格、合格率76.97%(オンライン79.93%、会場62.56%)。累計は受験234,669名・合格168,037名と、JDLAは書いています。
筆者の計算方法:21行の受験者数と合格者数を年・形式ごとに足し、合格者数÷受験者数で割りました(Pythonで計算し、21行すべてで「合格者数÷受験者数」がJDLAの合格率と小数第2位まで一致することも確かめました)。回ごとの全行は上の結果発表にあります。
| 区分 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率(筆者計算) |
|---|---|---|---|
| 2024年(第1〜6回) | 27,769 | 20,190 | 72.71% |
| 2025年(第1〜6回+会場) | 41,585 | 31,940 | 76.81% |
| 2026年(第1〜5回、オンライン+会場) | 53,010 | 41,978 | 79.19% |
| 2024年第1回〜2026年第5回の全体 | 122,364 | 94,108 | 76.91% |
| 2026年のオンライン5回分のみ | 47,445 | 38,347 | 80.82% |
| 2026年の会場3回分のみ | 5,565 | 3,631 | 65.25% |
表から読み取れる事実は3つです。
- 合格率は2024年の約72.7%から2026年の約79.2%へ上がっている。 回ごとでは、最低が2026年第5回の会場62.56%、最高が2026年第3回のオンライン85.02%。
- 会場試験の合格率は、公表されている4つの数字(2025年会場65.10%、2026年第2回64.83%、第3回70.29%、第5回62.56%)がいずれも、同じ年のオンラインの回(2026年は78.77〜85.02%、2025年は73.69〜81.72%)より低い。 JDLAはこの差の理由を書いていないので、理由は筆者にも分からない。
- 受験者数は2024年第1回の3,291名から2026年第5回の14,908名へ約4.5倍。
累計の数字との関係も計算してみました。累計(受験234,669名・合格168,037名)から上の全体(122,364名・94,108名)を引くと、2024年より前の分は受験112,305名・合格73,929名で、合格率は約65.83%になります。ただし、JDLAの「累計」がどの回から数えた数字か、上の表と同じ定義の受験者数かは、JDLAの発表から確認できていません。この約65.83%は、定義が同じだと仮定した場合の計算上の数字です。
合格ラインは公開されているか、難易度は数字でどこまで言えるか
合格ラインについて、JDLAの公式FAQは次のように答えています。
合格ラインを教えてください。 合格ラインおよび得点については開示しておりません。ご了承ください。
「合格ライン 何割」で検索する人が探している数字は、公式には出ていません。本記事が確認した範囲では、JDLAのG検定の公開ページに、正答率の基準も平均点も載っていませんでした(同じJDLAのE資格は、結果発表に科目ごとの平均得点率を載せています)。
難易度については、JDLAが「G検定について」のページで、2026年第5回の合格率76.97%を挙げて「難易度としては、比較的取り組みやすい検定です」と書いています。これはJDLA自身の評価で、筆者の評価ではありません。確かめられる数字は、合格率が2024年以降、会場だけの回を除くすべての回で68%以上であること、1問あたりの時間が約41秒であることです。
勉強時間、例題・過去問、公式の推薦図書
勉強時間:JDLAの「G検定について」は、2026年のG検定受験者(有効回答881)へのアンケートで、受験までに要した学習時間は「30〜50時間」が一番多く32.2%、次いで「15〜30時間」が21.8%、「50〜70時間」が19.6%だったと書いています。同じページの合格者の体験談(いずれも2022年7月の受験者)には「約40時間」「約80時間」「60時間学習」といった記述が並びます。JDLAは必要な勉強時間を決まった数字では示していません。JDLAの「G検定紹介資料」(2026年9月版のPDF)の15ページは、同じ2026年の受験者アンケートをもとに「受験者の約7割の方が、検討を始めてから3ヶ月以内に試験を受験」と書き、「合計50時間程度学習する場合」の例として「学習期間2ヶ月→週約8時間」「1ヶ月→週約12時間」を載せています。このアンケートはJDLAが回答者に尋ねた結果で、回答者が受験者全体を代表するかは書かれていません。学習時間の目安として使えるのは、上の割合と紹介資料の学習例までです。
例題・過去問(詳しくは上の過去問の節):JDLAは「G検定の例題・過去問」のページで、技術・法律・倫理の10分野から計20問を、「G検定2024#4に出題された過去問題」のように出題回つきで公開し、同じページの末尾に正解を載せています。最初の問題は次のとおりです。
人工知能は有限の処理能力しかないため、現実に起こりうる問題すべてに対処することができない ( ) がある
選択肢は4つで、正解欄は(Q1)A(フレーム問題)です。
推薦図書:JDLAは、『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』(翔泳社、2024年5月27日発売)や『ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)法律・倫理テキスト』(技術評論社)などをJDLA監修書籍として挙げています。
生成AIパスポート・E資格との違い
各実施団体の公式ページの記載で並べます。
| G検定 | 生成AIパスポート | E資格 | |
|---|---|---|---|
| 実施団体 | JDLA | 生成AI活用普及協会(GUGA) | JDLA |
| 受験料 | 一般13,200円/学生5,500円 | 11,000円/学生5,500円 | 一般33,000円/学生22,000円/会員27,500円 |
| 形式 | オンライン100分/会場120分・145問程度 | オンライン(IBT)60分・60問 | 会場120分・100問程度 |
| 受験資格 | 制限なし | 制限なし | JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了 |
| 開催 | 2026年はオンライン6回+会場3回 | 年5回(2・4・6・8・10月)、受験期間内に希望の時間で | 2026年は2回(2月・8月) |
| 直近の合格率 | 76.97%(2026年第5回) | 81.21%(2026年8月試験、32,877名受験・26,699名合格。GUGAの2026年9月18日付発表) | 67.04%(2026年第2回、1,062名受験・712名合格) |
JDLAのGenerative AI Testは「試験終了に伴い、次回試験の開催はございません」とされています。選び方は生成AIパスポートの試験ガイド、非エンジニアはAI資格を取るべきか、PEP検定の解説にあります。
JDLAの公式ページどうしで食い違っていた点
JDLAの複数の公式ページを突き合わせる途中で、ページどうしの食い違いが4つ見つかりました。
- 「G検定とは」ページの古い記載。 筆者が10月2日11時5分ごろに開いたこのページは、上部の「次回の試験について」の表では「試験時間:100分/出題数:145問程度」(オンライン)と書く一方、下の「G検定概要」の欄には「試験時間:120分/知識問題(多肢選択式・160問程度)」「次回開催:『2025年 第1回 G検定』は、11/15(金)13:00~受験申込受付開始」と過去の記載が残っていました。10月8日2時12分に取り直したページにも、下の欄の同じ記載が残っていました。本記事は、ニュースリリースと公式FAQが一致して書く「オンライン100分・145問程度」「会場120分・145問程度」を採りました。
- 合格率の「最新回」(10月8日に解消)。 10月2日に取得した「G検定について」は、2025年第5回(76.36%)を挙げていました。10月8日に取り直すと2026年第5回の76.97%に更新されていて、9月24日付のニュースリリースと一致しました。
- 例題の正解。 JDLAの受験者向けFAQには「ホームページに掲載されている例題の解答を教えてください」という質問があり、答えは「例題につきましては作問・公開時期とも開きがございますので解答の公開は控えさせていただいております」です。一方、JDLAの例題ページには、筆者が開いた時点で20問すべての正解が載っていました。
- 予約キャンセルの期限。 「G検定とは」とFAQは、受験日程予約のキャンセルを「受験日前々日の23:59:59まで」(G2025#1から変更)としています。一方、日程予約サイトには「試験日の8日前24:00まで受け付けます」という注記も残っていました。本記事は、変更時期が明記された前者を採りました。
この記事が扱えていないのは、現行の受験規約の文面(上で見たのは2023年の画面例)、2026年第6回の合否発表の日付、合格点そのもの、の3つです。合否通知について、JDLAのFAQは「試験の2~3週間程度で」メールで知らせると書いています。
日程・受験料・合格率の出どころ(JDLAの発表)
すべてJDLAと各実施団体の公式ページで、2026年10月2日の11時5分ごろから11時14分ごろにかけて筆者が自分のMacから取得し、10月8日の2時12分にJDLAの主要ページ(G検定とは・G検定について・例題・過去問・FAQ・ニュースリリース3本)を取り直して、原文を保存して数字を突き合わせました。同じ日の2時19分〜21分には、GUGAの2026年8月試験の結果発表と、JDLAの「G検定紹介資料」(PDF)も取得しました(一覧は記事末尾の出典欄)。操作マニュアルPDFの画像部分は、ページを画像に書き出して拡大して読みました。
但し書き:試験日程と申込期限は、JDLAが日程の変更を告知する場合があります(2027年の発表にも「日程変更となる場合がございます」の注記があります)。申込の前に、必ずJDLAの公式ページで最新の日程と受験規約を確かめてください。本記事の表のうち「筆者計算」と明記したものは、JDLAの発表値から筆者が算出した数字で、JDLAの公表値ではありません。本記事は特定の学習サービスの購入を勧めるものではありません。
この記事でよく聞かれること
- G検定の過去問はありますか?公式のものはどこで見られますか?
- あります。主催のJDLAが公式サイトの「G検定の例題・過去問」のページで、10分野から計20問と正解を公開しています。JDLAの公式FAQも、「G検定の過去問や例題はありますか?」という質問に「G検定の例題・過去問」のページを案内しています(2026年10月8日に確認)。書店で売っている問題集は各出版社の本で、JDLAのこのページとは別のものです。
- G検定の勉強時間はどのくらい必要ですか?
- JDLAの受験者アンケート(有効回答881)では、受験までに要した学習時間は「30〜50時間」が最多の32.2%、次いで「15〜30時間」が21.8%、「50〜70時間」が19.6%です。JDLAは必要な時間を決まった数字では示していませんが、JDLAの紹介資料(2026年9月版)には「合計50時間程度学習する場合」の例として、学習期間2か月なら週約8時間、1か月なら週約12時間と載っています。この数字は回答した受験者の実績で、必要な時間の保証ではありません。
- G検定の申し込み方法は?
- JDLAの公式ページによると、個人のオンライン受験は3段階です。(1)受験チケットを購入する(決済はクレジットカードかコンビニ払い)、(2)購入から1年以内に希望の回を予約する、(3)試験当日に受験サイトのマイページからログインして受験する。会場試験は別のシステムの受験者専用サイトで申し込みます。
- G検定の次回の試験日と申込期限はいつですか?
- JDLAの公式ページによると、次回は2026年第6回で、オンライン試験は11月6日(金)16:00〜17:40か11月7日(土)13:00〜14:40のどちらか一方です。個人の申込は2026年10月29日(木)23:59まで、団体は10月22日(木)23:59までです。会場試験は今回はなく、次は2027年1月15日〜17日です(2026年10月8日に確認)。
- G検定の受験料はいくらですか?
- JDLAの公式ページによると、一般13,200円、学生5,500円(どちらも税込)です。オンライン試験には割引があり、前回受験日から2年以内の再受験は半額(一般6,600円・学生2,750円)、Courseraの「AI for Everyone」修了者は30%引き(一般9,240円・学生3,850円)です。クーポンの併用はできません。
- G検定の合格率はどのくらいですか?
- JDLAが2026年9月24日に発表した2026年第5回の合格率は76.97%(14,908名受験・11,475名合格)です。回ごとの合格率はJDLAのニュースリリースの表にあります。なお合格ラインや得点について、JDLAのFAQは「開示しておりません」と答えています。
- G検定の試験時間と問題数は?
- JDLAの公式FAQによると、オンライン試験は100分、会場試験は120分で、問題数はどちらも145問程度の多肢選択式です。受験資格に制限はありません。オンライン試験は自宅のパソコンで受けます。
- G検定は誰でも受けられますか?
- 受験資格に制限はないと、JDLAの公式ページに書かれています。一般と学生で受験料が違い、学生料金はチケット購入の時点で学生であることが条件で、合格証の発行には学生証の提示が必要とされています。
出典・参照資料
- 一次資料G検定とは|日本ディープラーニング協会(JDLA)公式(次回の試験概要・申込のSTEP・2026年の年間日程・受験料・割引・シラバス。2026年10月2日取得、2026年10月8日2時12分に取り直し) ↗
- 一次資料「2026年 第5回 G検定」開催結果の発表|JDLA公式ニュースリリース(2026年9月24日付・14,908名受験・11,475名合格・開催回ごとの受験者数と合格率の表。2026年10月2日11時6分ごろ取得、2026年10月8日2時12分に取り直し) ↗
- 一次資料G検定(ジェネラリスト検定)2027年の年間開催スケジュールを発表|JDLA公式ニュースリリース(2026年9月11日付・2027年の6回分の試験日・申込期間・合否発表の時期。2026年10月2日11時6分ごろ取得、2026年10月8日2時12分に取り直し) ↗
- 一次資料「2026年 第6回 G検定」受験申込開始のお知らせ|JDLA公式ニュースリリース(2026年9月11日付・次回の日程・申込期間・受験料。2026年10月2日11時6分ごろ取得、2026年10月8日2時12分に取り直し) ↗
- 一次資料G検定のよくある質問|JDLA公式(過去問の案内・合格ライン・試験時間・クーポン・合否通知・会場試験の持ち物。2026年10月2日取得、2026年10月8日2時12分に取り直し) ↗
- 一次資料G検定の例題・過去問|JDLA公式(20問と正解。2026年10月2日取得、2026年10月8日2時12分に取り直し) ↗
- 一次資料G検定について(試験概要・学習方法・試験対策・合格者体験談)|JDLA公式(合格率と難易度の記述・2026年の受験者アンケート(有効回答881)の学習時間・推薦図書。2026年10月2日取得、2026年10月8日2時12分に取り直し) ↗
- 一次資料G検定紹介資料_202609|JDLA公式(PDF・59ページ。15ページに2026年の受験者アンケート(有効回答数881)の学習期間と「合計50時間程度学習する場合」の例。2026年10月8日2時21分取得) ↗
- 一次資料G検定 受験日程予約サイト|JDLA(次回日程の表示・推奨環境・試験当日のログイン先。2026年10月2日11時6分ごろ取得、2026年10月8日2時12分に取り直し) ↗
- 一次資料G検定 受験者向けよくあるご質問|JDLA受験サイト(学生の定義・例題の解答・キャンセル。2026年10月2日11時7分ごろ取得) ↗
- 一次資料JDLA G検定受験サイト 受験当日の操作マニュアル(PDF・Ver12R00・試験開始時の受験規約の画面例・マイページの注意書き。2026年10月2日11時7分ごろ取得) ↗
- 一次資料受験サイト利用規約|JTP株式会社(JDLAの委託で試験を配信・第8条 禁止事項。2026年10月2日11時13分ごろ取得) ↗
- 一次資料E資格とは|JDLA公式(受験資格・実施概要・受験費用。2026年10月2日取得) ↗
- 一次資料「2026年 第2回 E資格」結果発表・2027年開催スケジュールのお知らせ|JDLA公式(1,062名受験・712名合格・合格率67.04%・科目別平均得点率。2026年10月2日取得) ↗
- 一次資料生成AIパスポート試験概要|生成AI活用普及協会(GUGA)公式(11,000円・60分60問・年5回・禁止事項。2026年10月2日取得、2026年10月8日2時19分に取り直し) ↗
- 一次資料生成AIパスポート 2026年8月試験の結果発表|GUGA公式プレスリリース(2026年9月18日付・32,877名受験・26,699名合格・合格率81.21%。2026年10月8日2時19分取得) ↗
- 一次資料Generative AI Test|JDLA公式(「試験終了に伴い、次回試験の開催はございません」。2026年10月2日取得) ↗
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