NVIDIA(エヌビディア)とはGPUとAI向けデータセンター機器、ソフトのCUDAを作る米国の会社。2026年7月26日に終わった四半期は売上の92.5%がデータセンター部門、日本法人の名前は「エヌビディア合同会社」【2026年10月版】
日刊AIニュース10月17日(土)号:前日のAIのニュース17本を短くまとめました(約8分)›
NVIDIA(エヌビディア)とは、GPUというチップと、それを使うAI向けのデータセンター機器・ソフトウェアを作る、米国カリフォルニア州の会社です。自社の10-Qは「data center-scale AI infrastructure company」と書き、2026年7月26日に終わった四半期(2027年度第2四半期)は売上962億ドルのうち890億ドル(92.5%、筆者の計算)がデータセンター部門でした。読み方は「エヌビディア」で、NVIDIAの日本語ブログと、国税庁の法人番号公表サイトに載る日本法人名(エヌビディア合同会社)がこの表記です。公式ページと決算資料を2026年10月13日に取得し、筆者のMacにNVIDIAの語を含むGPU情報が出ないことも確かめました。

目次
- NVIDIAは何の会社か。10-Qは自社を「data center-scale AI infrastructure company」と書いている
- NVIDIAの読み方は何か。日本法人の登録名は「エヌビディア合同会社」
- NVIDIAは何を作っているか。GPU、データセンター向けの機器、ソフトウェア
- NVIDIAは自社でチップを製造しているか。年次報告書は「fabless」と書いている
- なぜAIの話でNVIDIAの名前が出るのか。直近の四半期は売上の92.5%がデータセンター
- パソコンのグラフィックボードとNVIDIAはどう関係するか
- 最新の製品や日本の話は、どの記事にあるか
- 2026年10月13日の午前2時台に、公式ページとこのMacで確かめたこと
- NVIDIAの記事で、確かめられていない4点
- 数字と定義の出どころ
- この記事でよく聞かれること
2026年10月13日・日本時間時点の情報です。 NVIDIA(エヌビディア)とは、GPU(ジーピーユー。画面の描画やAIの計算に使うチップ)と、それを大量に使うAI向けのデータセンター機器、開発者向けのソフトウェア「CUDA」を作っている、米国カリフォルニア州の会社です。読み方は「エヌビディア」で、NVIDIAの日本語ブログもこの表記を使い、日本法人の名前も「エヌビディア合同会社」(国税庁の法人番号公表サイトの登録)です。
AIの話題でよく名前が出る理由は、売上の中身に出ています。NVIDIAの発表によると、2026年7月26日に終わった四半期(同社の2027年度第2四半期)は、売上962億ドルのうち890億ドル(92.5%、筆者の計算)がデータセンター部門でした。パソコン用のグラフィックボードで知られる「GeForce」も同じ会社の製品です。この記事は、会社の定義、作っているもの、数字の読み方を公式資料の原文で確かめます。最新の製品の話は別の記事に任せ、株価や投資の判断は書きません。
3行まとめ
- NVIDIAは、GPUとAI向けのデータセンター機器、ソフトのCUDAを作る米国の会社。2026年8月26日付の10-Q(四半期報告書)は「data center-scale AI infrastructure company」(データセンター規模のAIインフラの会社)と自社を書く。読み方は「エヌビディア」(NVIDIAの日本語ブログと日本法人の登録名の表記)。
- 2026年7月26日に終わった四半期の売上は962億ドル。うちデータセンター部門が890億ドル(92.5%)で、2年前の同じ四半期(2025年度第2四半期)の約3.4倍。数字はNVIDIAの発表、割合と倍率は筆者の計算(2026年10月13日取得)。
- 筆者のMac(Apple M5 Max)で
system_profilerを実行すると、NVIDIAの語を含む行は0行だった(2026年10月13日 2時9分)。
NVIDIAは何の会社か。10-Qは自社を「data center-scale AI infrastructure company」と書いている
NVIDIAが2026年8月26日付で出した10-Q(米国の上場会社が四半期ごとに出す、会社自身の報告書)は、会社の説明を次の文で始めます。
「NVIDIA pioneered accelerated computing to help solve the most challenging computational problems.」
(訳:NVIDIAは、最も難しい計算の問題を解く助けとして、アクセラレーテッド コンピューティングの先駆けとなった。)
同じ段落は、もとはPCのグラフィックスが中心だったと書いたうえで、こう結んでいます。
「NVIDIA is now a data center-scale AI infrastructure company reshaping all industries.」
(訳:NVIDIAは今や、あらゆる産業を作り変える、データセンター規模のAIインフラの会社である。)
「アクセラレーテッド コンピューティング」は、年次報告書がデータセンター向けの製品を「conventional CPU-only approaches」(従来のCPUだけの方式)と比べて説明する言葉で、CPUだけに任せずGPUにも計算を分けて速くする考え方、というのが筆者の言い換えです。「データセンター」は、大量のコンピューターを置いてクラウドサービスやAIを動かす施設です(筆者の説明)。「年次報告書」は会計年度ごとに出す報告書(Form 10-K)で、使うのは2026年2月25日付の2026年度のものです。
会社の基本情報は、次のとおりです。
- 本社はカリフォルニア州サンタクララ。1993年4月にカリフォルニア州で設立され、1998年4月にデラウェア州で再設立されました(10-Q)。
- 創業者でCEO(最高経営責任者)は Jensen Huang です(発表文が「founder and CEO of NVIDIA」と書く)。
- 従業員は2026年1月25日時点で約42,000人(38か国)です(年次報告書)。
- 発表文は自社を「the world leader in AI and accelerated computing」(訳:AIとアクセラレーテッド コンピューティングの世界的リーダー)と書きます。自社の言い方で、第三者の評価ではありません。
NVIDIAの読み方は何か。日本法人の登録名は「エヌビディア合同会社」
日本語では「エヌビディア」と読みます。根拠は、国税庁の法人番号公表サイトにある日本法人の登録と、NVIDIAの日本語ブログの書き方です。筆者が2026年10月13日 2時3分に開いたページ(サイトに「令和8年10月13日2時3分時点の情報」と表示)は、次のとおりでした。
| 項目 | 登録内容 |
|---|---|
| 商号又は名称 | エヌビディア合同会社 |
| 商号又は名称(フリガナ) | エヌビディア |
| 本店又は主たる事務所の所在地 | 東京都港区 |
| 法人番号指定年月日 | 平成27年10月5日(2015年10月5日) |
これは米国のNVIDIA本体ではなく、日本にある法人の登録です。NVIDIA自身の発信では、日本語ブログ(blogs.nvidia.co.jp)がカタカナを使っています。2017年5月9日の投稿は「エヌビディアはパナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 (以下、パナソニック) と販売代理店契約を締結し」と会社名をカタカナで書き、2026年4月7日と8月4日の投稿は、社員の肩書きを「エヌビディア合同会社 パートナー事業部 事業部長」「エヌビディア合同会社 シニアソリューションアーキテクト」と書いています(2026年10月13日 2時24分に取得)。一方、nvidia.comの日本語のページ(会社概要・GeForce・採用・お問い合わせなど)の本文を「エヌビディア」で検索すると0件で、社名はアルファベットの「NVIDIA」でした。英語での発音を示した記述は、取得したページと2つの報告書、IRサイトのFAQには見つかりませんでした。
NVIDIAは何を作っているか。GPU、データセンター向けの機器、ソフトウェア
年次報告書と10-Qによると、事業の区分は「Compute & Networking」(データセンター向けの計算・通信の製品、AIのソフト、自動車向けの製品)と「Graphics」(ゲームやPC向けのGeForce、仕事用のワークステーション向けのQuadro/NVIDIA RTX)の2つです。製品は次のように分けて見ると読めます。
| 種類 | 公式の呼び名の例 | 使われる場所 |
|---|---|---|
| ゲーム・パソコン向けのGPU | GeForce RTX 50シリーズ(RTX 5090から5050まで7種類) | 家庭のデスクトップPC・ノートPC |
| データセンター向けの機器 | Blackwell世代のGPU、Grace(CPU)、NVLink・InfiniBand・Ethernetなどの通信機器をまとめたシステム | クラウド会社やAI開発会社のデータセンター |
| ソフトウェア | CUDA、CUDA-X(部品集)、NVIDIA AI Enterprise(有料ライセンス) | 開発者・企業 |
| 自動運転・ロボット・クラウドゲーム | DRIVE、Jetson、GeForce NOW | 自動車・ロボット・ネット経由のゲーム |
出どころは、年次報告書、10-Q、NVIDIA日本語のGeForceのページです。
GPUとは何か
GPUについて、年次報告書はこう書いています。
「The GPU was initially used to simulate human imagination, enabling the virtual worlds of video games and films. Today, it also simulates human intelligence, enabling a deeper understanding of language, science, and the physical world.」
(訳:GPUは当初、ビデオゲームや映画の仮想世界を可能にする、人間の想像力のシミュレーションに使われた。今日では、言語・科学・物理世界の理解を深める、人間の知能のシミュレーションにも使われる。)
同じ報告書は、1999年にGPUを発明したとも書きます(自社の主張)。CPUとの違いなどはGPUとはにあります。
CUDAとは何か
NVIDIAの開発者向けページは、CUDAを次のように書きます。
「CUDA is NVIDIA's platform for accelerated computing, providing the software layer that enables applications to harness the power of GPUs.」
(訳:CUDAは、NVIDIAのアクセラレーテッド コンピューティングの基盤で、アプリケーションがGPUの力を使えるようにするソフトウェアの層である。)
同じページは、C++・Python・Fortranなどの言語で書けると説明しています。年次報告書は、NVIDIAのやり方は強力なチップから始まるが、それをフルスタックの計算基盤にしているのは、CUDAを含む大量のソフトウェアだと書きます。
Blackwell(ブラックウェル)とRubin(ルービン)は何の名前か
どちらも製品の世代の名前です。GeForce RTX 50シリーズのページは「NVIDIA Blackwellを搭載したGeForce RTX™ 50シリーズGPU」と書き、CFO Commentaryはデータセンター部門の売上が「Blackwell Ultra」の立ち上がりで伸びたと書いています。同じ世代名が、ゲーム向けにもデータセンター向けにも使われています。10-Qは、次世代のデータセンター向けアーキテクチャのVera Rubinが、2027年度第3四半期に量産出荷を始めたと書きます。
NVIDIAは自社でチップを製造しているか。年次報告書は「fabless」と書いている
製造は他社に任せています。年次報告書は次のように書きます。
「We utilize a fabless and contracting manufacturing strategy, whereby we employ and partner with key suppliers for all phases of the manufacturing process, including wafer fabrication, assembly, testing, and packaging.」
(訳:当社は、ファブレスと製造委託の戦略をとり、ウェハーの製造、組み立て、テスト、パッケージングを含む製造のすべての段階で、主要な供給会社を雇い、組んでいる。)
ファブレス(fabless)は、半導体の工場(fab)を自社で持たないことです。ウェハーは、チップの元になる薄い円盤です。同じ節は、ウェハーの製造にTSMCとSamsungなどのファウンドリ(製造専門の会社)を使い、組み立てなどはHon Hai Precision Industry、Wistron、Fabrinetなどに任せると書きます。その結果について、同じ節は「we can focus our resources on product design, quality assurance, marketing, and customer support」(訳:設計、品質保証、マーケティング、顧客サポートに資源を集中できる)と書いています。
なぜAIの話でNVIDIAの名前が出るのか。直近の四半期は売上の92.5%がデータセンター
NVIDIAが書く理由
年次報告書は、GPUとAIの関係を次のように説明しています。
- GPUの「parallel processing capabilities, supported by tens of thousands of computing cores, are essential for deep learning algorithms」(訳:数万の計算コアに支えられた並列処理の力が、ディープラーニングに欠かせない)。
- データセンターでは「Hundreds of thousands of GPUs can be interconnected to function as a single giant computer.」(訳:数十万個のGPUをつないで、1台の巨大なコンピューターとして動かせる)。
いずれもNVIDIA自身の説明で、本記事は第三者の検証をしていません。
直近の四半期の数字
NVIDIAの会計年度は、1月の最終日曜日に終わります(10-Qの注記)。「2027年度第2四半期」は2026年7月26日に終わり、発表は2026年8月26日でした。2026年10月13日 2時4分にIRトップを開くと、「Quarterly Results」の欄はこの四半期の資料で、次の四半期の資料は並んでいませんでした。
| 区分(市場別) | 売上(100万ドル) | 全体に占める割合(筆者の計算) | 前年同期比(NVIDIA発表) |
|---|---|---|---|
| 合計 | 96,221 | 100% | 106%増 |
| Data Center(データセンター) | 89,023 | 92.5% | 117%増 |
| Edge Computing(エッジコンピューティング) | 7,198 | 7.5% | 27%増 |
出どころは10-QとCFO Commentaryの表で、同じ数字でした(発表文は丸めた値で書いています)。10-Qは増収の理由を次のように書きます。
「Revenue growth in the second quarter and the first half of fiscal year 2027 was driven by data center products for accelerated computing and AI solutions.」
(訳:2027年度の第2四半期と上半期の増収は、アクセラレーテッド コンピューティングとAIソリューション向けのデータセンター製品が押し上げた。)
データセンター部門の割合は、次のように動いています(市場別売上のスライドから、筆者が割り算)。
| 四半期 | 売上合計(100万ドル) | うちData Center | 割合 |
|---|---|---|---|
| 2025年度第2四半期 | 30,040 | 26,272 | 87.5% |
| 2026年度第2四半期(2025年7月27日終了) | 46,743 | 41,096 | 87.9% |
| 2027年度第1四半期(2026年4月26日終了) | 81,615 | 75,246 | 92.2% |
| 2027年度第2四半期(2026年7月26日終了) | 96,221 | 89,023 | 92.5% |
2027年度第2四半期のData Centerは、2025年度第2四半期の約3.4倍です。
数字を読むときの注意が2つあります。
- 別の分け方の表が併存している。 10-Qは、事業区分別では Compute & Networking が883億ドル、Graphics が79億ドル(8.2%、筆者の計算)と書いています。切り方が違う表なので、92.5%と8.2%を足しても意味がありません。市場別のData Center(89,023百万ドル)は事業区分別のCompute & Networking(88,299百万ドル)より大きく、差の724百万ドル以上は、事業区分ではGraphics側に入っている計算になります(筆者の計算)。
- 市場の分け方が変わった。 10-Qは、2027年度第1四半期に市場別の表し方を変え、過去の期間を組み直したと書いています。2026年度の年次報告書は「Data Center, Gaming, Professional Visualization, and Automotive」の4市場、2026年8月の10-Qは「Data Center and Edge Computing」の2市場です(IRトップのCorporate Profileは、2時4分の時点でも4市場の書き方でした)。上の表の過去の数字は組み直し後のものです。
パソコンのグラフィックボードとNVIDIAはどう関係するか
グラフィックボードは、GPUを載せた拡張カードで、NVIDIAの日本語のページは「グラフィックス カード」と呼びます。Microsoftのサポートページは、Windowsで画面の処理を受け持つ部品を次のように説明しています。
「Windows デバイスのグラフィックス処理装置 (GPU) は、グラフィックス関連の作業を処理します。 GPU は、ビデオ カードまたはグラフィック カードとも呼ばれます。」
同じページはGPUを、マザーボードに組み込まれた「統合 GPU」と、デスクトップでは別のカードとして追加する「ディスクリート GPU」に分けます。NVIDIAが「グラフィックス カード」と呼ぶ製品は、この区分ではディスクリートGPUにあたる、というのが筆者の整理です。
NVIDIAの日本語のGeForce RTX 50シリーズのページ(2026年10月13日 2時6分に撮影)には、RTX 5090から5050までが並んでいました。GeForceとQuadro/NVIDIA RTXを含むGraphicsは、10-Qによると2027年度第2四半期が79億ドルで、全体の8.2%(筆者の計算)です。CFO Commentaryは、Edge Computingの売上について、ワークステーションの販売が伸びた一方で「slower consumer PC sales that were tempered by elevated memory and systems prices」(訳:メモリとシステムの価格が高く、一般消費者向けPCの販売が鈍かった)と書いています。
GPUを作る会社はNVIDIAだけではありません。筆者のMacは、Appleのチップ(Apple M5 Max)のGPUを使っていました。各社の比較はAIチップ 業界地図にあります。
最新の製品や日本の話は、どの記事にあるか
次の世代のラック設計はVera Rubinの記事、パソコン向けのローカルAIはIFA 2026の記事、日本との関わり(2026年8月26日の発表文が触れています)は日本政府×NVIDIAの記事に書きました。2026年度の決算はNVIDIAのAI半導体支配にあります(期間が違うため数字は一致しません)。
2026年10月13日の午前2時台に、公式ページとこのMacで確かめたこと
- 2時1分〜2時5分: NVIDIAの会社概要、GeForce、データセンターのページ、発表文、IRトップを取得し、10-Q・CFO Commentary・市場別売上のスライド・年次報告書のPDFを読みました。2時3分に、国税庁の法人番号公表サイトで日本法人の登録を確認しました。
- 2時6分〜2時7分: GeForce RTX 50シリーズのページ、決算の発表文、会社概要を1280×800と390×844で撮影しました。3ページとも、Cookieの同意ダイアログが重なっていて、筆者はボタンを押していません。
- 2時9分: このMacで、読むだけのコマンドを実行しました。
| コマンド | 結果 |
|---|---|
system_profiler SPDisplaysDataType の Chipset Model の行 |
Apple M5 Max |
| 同じ出力に「nvidia」を含む行の数 | 0 |
command -v nvidia-smi |
何も出ず、終了コード1(見つからない) |
nvidia-smiについて、NVIDIAの開発者向けページは「intended to aid in the management and monitoring of NVIDIA GPU devices」(訳:NVIDIAのGPUの管理と監視を助けるためのもの)と書き、Linuxなどのドライバーに付いてくると説明しています。nvidia-smiが無いことは補助的な手がかりで、NVIDIAの語を含む行が0だったことのほうが直接の確認です。
公式ページを開いて、資料どうしの食い違いも2つ見つかりました。
- 会社概要のページに古い記述が残っている。 英語版は「This year, we introduced the next breakthrough in AI-powered graphics: DLSS 3.」と書きますが、取得した本文に日付はなく、同じ日のGeForce関連のページには「DLSS 4.5」「DLSS 5」が出ていました。数字と定義は、決算資料と年次報告書から取りました。
- CUDAの年が1年違う。 年次報告書は「With our introduction of CUDA in 2006」、NVIDIAのブログは「First released in 2007」と書き、どちらも区別を書いていません。
NVIDIAの記事で、確かめられていない4点
- SECのEDGARの書類そのもの。 2時2分のcurlと2時5分のPlaywrightで開くと、SECは「Undeclared Automated Tool」という画面を返しました。2時23分にデータ用の窓口(data.sec.gov)から取れた分では、10-Qの提出日(2026年8月26日)と、2026年7月26日に終わった四半期の売上96,221百万ドルが、IRサイトのPDFと同じでした。データセンター部門の数字はこの窓口に無く、EDGARの書類とは照合していません。
- NVIDIAのGPUを動かすこと。 手元でNVIDIAのGPUが見えないため、CUDAのプログラムの動作は確認していません。
- 英語での発音と社名の由来。 取得した資料に見つかりませんでした(「pronounc」「発音」「invidia」で本文を検索)。
- 他社との比較と市場シェア。 扱っていません。数字はすべてNVIDIA自身の資料です。
次の四半期(2027年度第3四半期)の決算が出ると、この記事の数字は古くなります。2時22分にIRサイトのイベントのページを開くと、その決算発表の日付はまだ載っていませんでした。
数字と定義の出どころ
本文で名指しした資料は、すべて記事冒頭の出典欄に入れています。取得は2026年10月13日 2時1分〜2時24分(日本時間)で、原文と撮影画面は筆者の作業フォルダに保存しています。
この記事でよく聞かれること
- NVIDIA(エヌビディア)とは何の会社ですか
- GPUと、それを使うAI向けのデータセンター機器、ソフトウェアのCUDAを作る米国の会社で、本社はカリフォルニア州サンタクララです。2026年8月26日付の10-Qは自社を「data center-scale AI infrastructure company」(データセンター規模のAIインフラの会社)と書いています。2026年7月26日に終わった四半期は、売上の92.5%がデータセンター部門でした(NVIDIAの資料からの筆者の計算。2026年10月13日取得)。
- NVIDIAの読み方はエヌビディアで合っていますか
- 日本では「エヌビディア」です。国税庁の法人番号公表サイトに、日本法人の商号「エヌビディア合同会社」とフリガナ「エヌビディア」が登録されています(2026年10月13日 2時3分に確認)。NVIDIAの日本語ブログも、2017年5月9日の投稿で「エヌビディアはパナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 (以下、パナソニック) と販売代理店契約を締結し」と書き、2026年の投稿でも社員の肩書きに「エヌビディア合同会社」を使っています(2時24分に取得)。英語での発音を示した公式の記述は、本記事が確認した範囲では見つかりませんでした。
- NVIDIAはどこの国の会社ですか。日本にも会社はありますか
- 米国の会社で、10-Qによると本社はカリフォルニア州サンタクララ、設立は1993年4月です。日本には日本法人のエヌビディア合同会社があり、国税庁の法人番号公表サイトでは所在地が東京都港区、法人番号の指定は平成27年10月5日(2015年10月5日)と表示されます。
- NVIDIAは自社でチップを製造しているのですか
- 自社の工場を使わない方式です。2026年度の年次報告書は「fabless and contracting manufacturing strategy」と書き、チップの元になるウェハーの製造をTSMCやSamsungなどに任せ、最終製品の組み立てやテストはHon Hai Precision Industry、Wistron、Fabrinetなどに任せると説明しています。
- なぜAIの話でNVIDIAの名前をよく聞くのですか
- 売上の大半が、AIなどの計算に使うデータセンター向けの製品だからです。2026年7月26日に終わった四半期の売上962億ドルのうち890億ドルがデータセンター部門で、10-Qは増収の理由を、アクセラレーテッド コンピューティングとAI向けのデータセンター製品と書いています。これはNVIDIA自身の説明で、本記事は第三者の検証をしていません。
- NVIDIAとGPUは同じ意味ですか
- 同じではありません。GPUはgraphics processing unitの略でチップの種類、NVIDIAはGPUを作る会社の名前です。年次報告書は「Our invention of the GPU in 1999」と書きますが、これは自社の主張です。GPUはほかの会社も作り、筆者のMacで確かめると、グラフィックスの項目のChipset ModelはApple M5 Maxでした。
- CUDA(クーダ)とは何ですか
- NVIDIAのGPUで計算をさせるためのソフトウェアの土台です。NVIDIAの開発者向けページは「CUDA is NVIDIA’s platform for accelerated computing」と書き、C++やPythonなどで書いたプログラムでGPUの計算力を使えるとしています。導入の年は、年次報告書が2006年、NVIDIAのブログが初公開2007年と書き、1年違います。
- 自分のパソコンにNVIDIAのGPUが入っているか、どう確かめますか
- 筆者のMacでは、ターミナルで system_profiler SPDisplaysDataType と打ち、Chipset Modelの行を見ました(読むだけのコマンド)。結果はApple M5 Maxで、NVIDIAの語を含む行は0行でした(2026年10月13日 2時9分)。Windowsでの確認手順は、筆者が取得したMicrosoftのGPU解説ページに書かれておらず、確かめていません。
出典・参照資料
- 一次資料NVIDIA Newsroom:NVIDIA Announces Financial Results for Second Quarter Fiscal 2027(2026年8月26日付の発表文。2026年10月13日 2時1分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Form 10-Q(2027年度第2四半期・2026年7月26日終了・2026年8月26日付。NVIDIA IRサイトのPDF。2026年10月13日 2時4分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA:CFO Commentary on Second Quarter Fiscal 2027 Results(2026年10月13日 2時4分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA:Quarterly Revenue by Market Platform(市場別売上のスライド。2026年10月13日 2時4分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA 2026 Annual Report(2026年1月25日終了の2026年度のForm 10-Kを含む。NVIDIA IRサイトのPDF。2026年10月13日 2時5分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Investor Relations(トップページ。Corporate Profileと直近の決算資料への入口。2026年10月13日 2時4分に開いて取得) ↗
- 一次資料NVIDIA:NVIDIA について(日本語の会社概要ページ。2026年10月13日 2時1分に取得、2時7分に撮影) ↗
- 一次資料NVIDIA:About Us(英語の会社概要ページ。2026年10月13日 2時1分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA:GeForce RTX 50 シリーズ(日本語。2026年10月13日 2時6分に開いて撮影・取得) ↗
- 一次資料NVIDIA:GeForce 公式サイト(日本語。2026年10月13日 2時1分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Developer:CUDA Platform for Accelerated Computing(2026年10月13日 2時3分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Blog:What's the Difference Between a CPU and a GPU?(CUDAの初公開の年の記述。2026年10月13日 2時8分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Developer:System Management Interface SMI(nvidia-smiの説明。2026年10月13日 2時9分に取得) ↗
- 一次資料国税庁 法人番号公表サイト:エヌビディア合同会社の情報(サイト表示は令和8年10月13日2時3分時点) ↗
- 一次資料Microsoft サポート:グラフィックス処理ユニット (GPU) について(2026年10月13日 2時11分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Japan Blog:パナソニックがエヌビディアの AI・ディープラーニング ソリューションの提供を開始(2017年5月9日の投稿。会社名をカタカナで表記。2026年10月13日 2時24分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Japan Blog:NVIDIA、「NVIDIA Partner Network Award 2026」 を発表(2026年4月7日の投稿。エヌビディア合同会社の肩書き。2026年10月13日 2時24分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Japan Blog:口腔がんの早期発見をAIで支援(2026年8月4日の投稿。エヌビディア合同会社の肩書き。2026年10月13日 2時24分に取得) ↗
- 一次資料SEC EDGAR(data.sec.gov):NVIDIAの売上(Revenues)のXBRLデータ。10-Q(2026年8月26日提出)の四半期売上96,221百万ドル(2026年10月13日 2時23分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Investor Relations:Events & Presentations(2027年度第3四半期の決算発表の日付は未掲載。2026年10月13日 2時22分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA Investor Relations:Investor FAQs(2026年10月13日 2時24分に取得) ↗
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