AMDのデータセンター事業が全社売上の58%に──2026年第2四半期決算を公式発表で確認する
AMDは2026年8月4日、第2四半期決算を発表した。売上115億ドル(前年同期比+50%)で過去最高、CFOはデータセンター事業が全社売上の58%を占めたと述べている。「NVIDIA一強はどこまで崩れているか」を測る材料として、公式発表の数字だけを整理する。

AMDは2026年8月4日16:15 EDT付のプレスリリースで、第2四半期決算を発表した。売上は115億ドルで前年同期比+50%、過去最高を更新した。決算そのものは日本語メディアでも即日報じられており情報として薄い領域ではないが、公式発表の数字を確認しておく。
3行まとめ
- AMDの2026年第2四半期売上は115億ドル(前年同期比+50%)で過去最高。GAAP粗利率54%、営業利益20億ドル、純利益23億ドル、希薄化後EPS 1.38ドル。
- non-GAAPでは粗利率56%、営業利益31億ドル、純利益28億ドル、EPS 1.66ドル。
- CFO Jean Hu氏のコメントによると、**データセンター事業が当四半期の全社売上の58%**を占めた。CEO Lisa Su氏は「データセンター売上は前年同期比で2倍超」と述べている。
決算数字
プレスリリースが示す主要な数字は次の通り。
- 売上: 115億ドル(前年同期比+50%、過去最高)
- GAAP粗利率: 54%
- GAAP営業利益: 20億ドル
- GAAP純利益: 23億ドル
- GAAP希薄化後EPS: 1.38ドル
- non-GAAP粗利率: 56%
- non-GAAP営業利益: 31億ドル
- non-GAAP純利益: 28億ドル
- non-GAAP EPS: 1.66ドル
データセンターがけん引役に
CFOのJean Hu氏はコメントの中で「データセンター事業は当四半期の全社売上の58%」と述べている。CEOのLisa Su氏は「データセンター売上は前年同期比で2倍超」とし、「EPYCの需要が加速し、Instinctの展開が拡大し、Heliosが立ち上がり始める」という趣旨のコメントを残している。
「NVIDIA一強」を測る材料として
AMD単体の決算ニュースとしての新規性は大きくないが、この「データセンターが全社売上の58%」という比率は、AI半導体市場で「NVIDIA一強」がどこまで崩れているか(あるいは崩れていないか)を数字で語る際の材料として使える。AMDのデータセンター事業の急拡大は、AMDのTaalas買収(2026年8月6日)やMI400/Heliosシステムの展開といった一連の動きと合わせて見ると、AMDがAIインフラ市場での存在感を高めようとしている流れの一部として位置づけられる。
AMD公式プレスリリース1本のみが根拠
- 本記事はAMD公式プレスリリース1本の数字を紹介したもので、決算内容そのものへの独自の分析・評価は行っていない。
- 「NVIDIA一強がどこまで崩れているか」という論点について、本記事はAMDの売上比率という一つの数字を提示したにとどまり、市場シェア全体を検証する分析ではない。
- 決算の詳細(セグメント別の内訳、通期見通し等)については、プレスリリースの全文・決算説明会の内容までは本記事では確認していない。
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