ChatGPTプラグインの使い方とおすすめ【2026年9月更新】──カスタムGPTは廃止へ、移行先の「プラグイン」で何ができるか
ChatGPTの「プラグイン」は2023年の第一世代が廃止されたあと、2026年にスキルとMCPサーバーを束ねる新しい仕組みとして戻ってきた。OpenAIは2026年9月11日、カスタムGPT(GPTs)を廃止してこのプラグインへ移行させる計画を公表(Enterpriseは12月11日に停止予定)。GPTの利用自体はFreeプランでも可能だが、新規作成は個人プランで提供されていない。プラグインの入口と、GPTsからの移行で消えるものを整理した。

目次
更新(2026年9月16日):OpenAIが9月11日、カスタムGPT(GPTs)を廃止して「プラグイン」へ移行させる計画をヘルプセンターで公表した。Enterpriseは9月25日に新規作成終了・12月11日に停止の予定で、FAQは「他のプランも同じ時間割に従う可能性がある」としている。詳細は速報記事OpenAI、カスタムGPTを廃止へに。本記事は冒頭に「2026年9月時点のプラグイン」の節を足し、以下の本文は経緯の記録としてそのまま残している。
3行まとめ
- 「ChatGPTプラグイン」は2つある。2023年開始の第一世代(廃止済み)と、2026年にスキル+MCPサーバーを束ねる形で新設された現行のプラグインで、後者はChatGPTとCodexで共通のディレクトリから入れる。
- カスタムGPT(GPTs)はOpenAIが2026年9月11日に廃止計画を公表した。移行先は現行のプラグインで、GPTの指示は「スキル」に、接続アプリは「アプリ」に移る。カスタムアクション・会話履歴・モデル指定は引き継がれない。
- GPTの利用自体はFreeプランでも可能だが、新規GPTの作成・公開は2026年8月時点でFree/Go/Plus/Proの個人アカウントでは提供されていない(Business/Enterprise/Eduのみ)。廃止日まで既存GPTは使える。
2026年9月時点の「ChatGPTプラグイン」──何ができて、どこから入るか
「chat gpt プラグイン」で検索して来た人が今知るべきなのは、現行のプラグインがGPTsの後継として位置づけられたことだ。OpenAIの開発者向けドキュメント「Plugins」は、プラグインを「ChatGPTとCodexで機能を再利用できるワークフローに束ねたもの。スキルとMCPサーバーを含められる」と説明し、構成要素として次の4つを挙げている。
| 構成要素 | 役割(OpenAI Developers「Plugins」の記述) |
|---|---|
| スキル | 特定の種類の作業のための再利用できる指示。必要なときに読み込まれる |
| MCPサーバー | GitHub・Slack・Google Driveなどの外部システムへの接続。認証・データ取得・外部への操作を担う |
| ブラウザ拡張 | ワークフローに必要なブラウザ側の機能 |
| フック | Codexの実行環境で決まったタイミングに走るコマンド |
入口は、ChatGPTのウェブ・デスクトップ・モバイルの「プラグイン」タブ(ChatとWorkで使える)、デスクトップアプリのCodex、Codex CLIの/pluginsコマンドの3つ。IDE拡張はプラグインに対応していない。
筆者のChatGPT(Pro・日本語UI)で2026年9月17日に「プラグイン」を開くと、「プラグイン」「スキル」の2タブと「インストール済み」の行があり、「人気」にGmail・GitHub・Google Drive・Outlook Email・Canva・Health、「新着・注目」にData・Tableauが並んでいた。「おすすめのプラグイン」を探すなら、まずこの「人気」の行から試すのが現実的な出発点になる。
GPTsからの移行で何が引き継がれ、何が消えるか(カスタムアクションは移らない、元のGPTは読み取り専用になる、など)は速報記事に整理した。以下は、この更新より前に書いた「GPTsとGPT Store」の説明で、経緯の記録として残している。
更新(2026年8月14日):本文中の「2026年6月2日のCodex統合でビジネス向けカスタムGPTを6本追加」という記述は、出典を確認したところ実在しない情報だったため削除した。また「GPT Store 300万以上」の数字は2024年1月時点のOpenAI公式発表であり、現在の最新数字ではない。GPT新規作成・公開は2026年8月時点でFree/Go/Plus/Proの個人アカウントでは行えず、Business/Enterprise/Eduワークスペースのみ対応となっている。詳細は末尾の訂正履歴を参照。
ChatGPTプラグインとは何だったか——現在の状況
「ChatGPTプラグイン」は、2023年にOpenAIが提供を開始した機能拡張の仕組みで、外部サービスとChatGPTを接続できるものだった。しかし、この第一世代のサードパーティ製プラグインはすでに廃止されている(OpenAI公式ヘルプセンター)。個人ユーザー向けの後継はカスタムGPT(GPTs)だが、2026年には別系統の「プラグイン」が新設されている点に注意が要る。ChatGPT Work・Codex・Enterprise/Edu向けの「Plugin Directory」がそれで、2026年7月以降のリリースノートで追加が続いている。名前が同じでも、2023年のものとは対象も仕組みも別物だ。
2026年前半まで、プラグインに相当する機能はカスタムGPT(GPTs)およびGPT Storeとして再設計されていた。旧来の「プラグインを有効にして使う」という操作モデルではなく、GPT Store上で目的に合ったGPTを検索・起動する形だった。
ただし2026年9月11日、OpenAIはこのGPTsを廃止して現行のプラグインへ移す計画を公表した。以下のGPT Storeの説明は、廃止日までの経過措置として読んでほしい。
GPT Storeの概要——2024年発表時点で300万以上のGPTが作成済み
GPT Storeは、ユーザーやOpenAIが作成したカスタムGPTを公開・配布するプラットフォームで、2024年1月にOpenAIが正式公開した(Wikipediaほか)。
OpenAIはGPT Store公開時(2024年1月10日付の公式ブログ「Introducing the GPT Store」)に、300万以上のカスタムGPTがそれまでに作成されたと発表している。現在(2026年)の総数を示す公式統計は確認できていない。カテゴリは多岐にわたり、コード補助・画像生成・語学学習・文章校正・ビジネス分析など、用途ごとに多数のGPTが存在する。
GPT Storeを利用できるプラン
| プラン | 月額 | 既存GPTの利用 | 新規GPTの作成・公開 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 可 | 不可 |
| Plus | $20 | 可 | 不可(2026年8月時点) |
| Pro | $200 | 可 | 不可(2026年8月時点) |
OpenAI公式ヘルプセンター「GPTs in ChatGPT」によると、既存GPTの利用自体はFreeを含む全プランで可能(サインインは必要)。一方で2026年8月時点では、新規GPTの作成・公開はFree・Go・Plus・Proのいずれの個人アカウントでも提供されておらず、Business・Enterprise・Eduのワークスペースでのみ、ワークスペース設定に応じて可能とされている。Plus・Proの価格についてはChatGPT Plus・Pro料金と機能の違い【2026年版】も参照。
カスタムGPTとは——プログラミング不要で作れる専用アシスタント
カスタムGPT(GPTs)は、特定の用途・ペルソナ・指示・ファイル・外部APIを組み込んだ専用のチャットAIとして設計できる機能だ。
OpenAIのGPTビルダーを使うことで、以下を設定できる(OpenAI Help Center)。
- 名前・説明・アイコン:GPT Storeでの表示情報
- システム指示:GPTの役割・ふるまいの定義
- 知識ファイルのアップロード:PDFや文書をGPTの知識として組み込む
- Actions(外部API連携):外部サービスとGPTを接続する
プログラミングの知識は原則として不要で、会話形式でGPTビルダーが設定を補助してくれる。
Actions——旧プラグインに近い外部連携機能
旧プラグインの「外部サービスとChatGPTを接続する」という役割を引き継いでいるのが、カスタムGPT内のActions機能だ。外部APIのエンドポイントをOpenAPI仕様で定義することで、天気情報の取得・データベースへの書き込み・外部サービスとのやり取りなどを自動化できる。
認証(OAuthやAPIキー)にも対応しており、ビジネス用途での活用が進んでいる(AI Tool Briefing)。
GPT Storeで使える実用的なGPTカテゴリ
以下は、GPT Storeで多くのユーザーに使われているカテゴリの例だ。DataNorth AIやAI Tool Briefingなどの調査をもとにまとめた。
1. コード補助・開発系GPT
コードのレビュー・デバッグ・特定言語での生成を目的としたGPTが多数公開されている。Codex統合後は、ChatGPT本体のコーディング能力が向上したため、専用GPTとの使い分けが選択肢になっている。
2. 文章作成・校正GPT
ブログ・ビジネスメール・SNS投稿などの文章を特定スタイルに寄せて生成するGPTが充実している。出力のトーンや文体を固定したい場面で有効だ。
3. 画像生成サポートGPT
DALL·Eの機能を組み込みつつ、特定のプロンプトスタイルやカテゴリ(ロゴ・アイキャッチ・キャラクターなど)に特化したGPTが多い。
4. 語学・翻訳GPT
特定言語ペアの翻訳や、語学学習の会話練習を目的としたGPTが多数存在する。
5. ビジネス分析・調査系GPT
財務データの要約・市場調査補助・レポート生成を自動化するGPTが企業ユーザーに利用されている。
カスタムGPTの作り方——大まかな流れ(2026年8月時点の制限あり)
2026年8月時点、OpenAI公式ヘルプセンター「GPTs in ChatGPT」によれば、新規GPTの作成・公開はFree・Go・Plus・Proの個人アカウントいずれでも提供されていない。 既存のGPTは引き続き利用・編集できるが、新規作成・公開が可能なのはBusiness・Enterprise・Eduのワークスペースで、ワークスペースの設定・権限に依存する。
以前(本記事執筆時点である2026年6月時点を含む)は、ChatGPT(Plus/Pro)にログインし、GPTビルダーの会話形式で名前・目的・指示を設定し、ファイルのアップロードやActionsの設定を追加したうえで公開範囲を指定して保存する、という手順で個人アカウントからもGPTを作成できた。この手順が現在も有効かどうかは、ワークスペースの種類によって異なるため、利用前にOpenAI公式ヘルプセンターで最新の可否を確認してほしい。
GPTを収益化できるか
OpenAIはGPT作成者に対する収益化プログラムの枠組みを発表しているが(Wikipedia)、2026年時点での具体的な報酬体系や対象地域については公式の最新情報を確認することを推奨する。日本在住ユーザーへの適用状況は変動する可能性がある。
GPTを探すときの注意点
GPT Storeには誰でもGPTを公開できるため、品質のばらつきが大きい。以下の点に注意したい。
- OpenAI公式かどうかを確認する:「by OpenAI」と表示されているGPTは公式提供。それ以外は個人・企業が作成したもの
- 会話数・評価を参考にする:人気度の目安になるが、一定の利用実績があるGPTを選ぶ方が品質が安定しやすい
- 個人情報を入力しない:信頼性が不明なGPTには、個人情報・業務上の機密情報を入力しない
情報の鮮度について断っておくこと
ChatGPTプラグイン・GPTsの領域は変化が早く、OpenAI公式の発表タイミングと実際の機能反映には時差が生じることがある。本記事の情報は2026年6月時点の公開情報をもとにしており、プラン価格・機能仕様・収益化条件は今後変更される可能性がある。
また「300万以上のカスタムGPT」という数字は複数の情報源が引用しているが、OpenAI自身が定期的に更新公表しているデータではない点に留意してほしい。
他のAIツールとの比較についてはGeminiとChatGPTの違いを比較【2026年版】も参考になる。
参照した情報源
- 旧プラグイン廃止・GPT Store概要:OpenAI Help Center
- GPT Store規模(2024年1月時点):OpenAI公式ブログ「Introducing the GPT Store」、GPT Store - Wikipedia
- GPT活用事例・カテゴリ:DataNorth AI、AI Tool Briefing
- GPTの利用・作成可否(2026年8月確認):OpenAI Help Center: GPTs in ChatGPT
- プラン価格は記事作成時点(2026年6月)の公開情報に基づく。最新価格はOpenAI公式サイトで確認のこと
- 本記事はAI生成コンテンツを含む
出典・参照資料
- 一次資料OpenAI Help Center: Custom GPT retirement and migration FAQ ↗
- 一次資料OpenAI Developers: Plugins(ChatGPT・Codexのプラグインの構成要素) ↗
- 二次資料DataNorth AI: Best ChatGPT Plugins ↗
- 一次資料OpenAI Help Center: ChatGPT Release Notes ↗
- 二次資料GPT Store - Wikipedia ↗
- 二次資料AI Tool Briefing: ChatGPT Plugins Guide 2026 ↗
- 一次資料OpenAI: Introducing the GPT Store ↗
- 一次資料OpenAI Help Center: GPTs in ChatGPT ↗
更新・訂正履歴
- OpenAIが2026年9月11日にカスタムGPT(GPTs)の廃止とプラグインへの移行計画を公表したため、冒頭に更新の節を追加し、3行まとめ・タイトル・要約を書き直した。「現在はGPT Storeのカスタム『GPT』が後継」という以前の書き方は、GPTsそのものが廃止される計画になったので改めた。個人プランの廃止日はまだ公表されていない。
- 「旧プラグイン機能はすでに廃止されている」という記述を補った。廃止されたのは2023年開始の第一世代サードパーティ製プラグインで、個人向けの後継はカスタムGPT(GPTs)だが、2026年にはChatGPT Work・Codex・Enterprise/Edu向けに Plugin Directory という別系統のプラグイン機能が新設され、2026年7月以降のリリースノートで追加が続いている。名前が同じでも対象も仕組みも別物であるため、その区別を本文に明記した。
- (1)「2026年6月2日、CodexとGPT Actionsを統合しビジネス向けカスタムGPTを6本追加した」という記述を削除。出典としていたOpenAI Help Center Release Notesの2026年6月2日の項目は「アクティブセッション管理」機能の追加のみで、Codex統合やカスタムGPT追加の記載は無かった(実行していない事実の記載=削除)。(2)「GPT Storeには300万以上のGPTが公開」の数字は出典(DataNorth AI、Wikipedia)のどちらにも記載が無かった。OpenAI公式ブログ「Introducing the GPT Store」(2024年1月10日)に「over 3 million custom versions of ChatGPT」の記載を確認できたため、出典をそちらに訂正し、2024年1月時点の数字であることを明記した(現在の総数を示す公式統計は未確認)。(3)「無料プランではGPT Storeにアクセスできない」との記述を、OpenAI公式ヘルプセンター「GPTs in ChatGPT」の内容に基づき訂正。実際はFreeを含む全プランがGPTの利用は可能で、2026年8月時点では新規GPTの作成・公開自体がFree/Go/Plus/Proの個人アカウントすべてで不可となっている(Business/Enterprise/Edu ワークスペースのみ作成可)。
AIニュースの解説を動画でも
YouTubeでは注目ニュースの背景を解説し、Xでは新着記事をお知らせしています。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?
AIについて聞きたいことはありますか?
質問箱で無料で受け付けています。回答は公開され、他の方の参考にもなります。
質問箱を見る →新しい記事をメールで受け取る
AIの新しい発表を、出典付きで整理して届けます。