GPT-6 Astraとは──開発停止から公開、プラン別の使い方、料金、公式ガイド、独立指標、Fable 5.1との比較まで、当サイトの記事12本を1ページに(随時更新)
OpenAIのGPT-6 Astra(アストラ)について、当サイトが2026年8月7日の「開発一時停止」から追ってきた記事12本を、時系列・使い方・料金・評価・安全装置の順に1ページにまとめた。8月7日にサイバー能力が「Critical」級の可能性で社内作業を停止、9月1日に史上初のCritical指定、9月3日に公開(API $10/$50・自社比較表では首位・Artificial Analysisでは5位)、9月5日にPro提供、Plusは Work・Codexのみ。公式ガイドの癖5つと対処法11本、9月11日の「skillとAGENTS.mdは減らせ」、Pro $200の新規停止、Fable 5.1との突合まで。各項目の出典は個別記事に。

2026年9月17日・日本時間時点の情報です。 このページは、OpenAIのGPT-6 Astra(アストラ)について当サイトが公開してきた記事12本の入口である。速報の細部や出典は各記事にあり、ここでは「何がいつ起きたか」「自分のプランで使えるか」「いくらか」「どう評価されているか」「何が止まるか」を短く並べる。新しい記事が出るたびに更新する。
3行まとめ
- 経緯。 8月7日に「サイバー能力がCritical級の可能性」で社内作業を一時停止、9月1日に史上初のCritical指定、9月3日(米国時間)に公開。9月5日にPro・Enterprise・Business Premiumで提供開始、PlusはWorkとCodexのみでChatではPro以上(表示名「GPT-6 Pro」・週50〜200通)。
- 料金と評価。 APIは入力$10・出力$50(Claude Fable 5.1と同額)、キャッシュ入力$1、入力27.2万トークン超で入力2倍・出力1.5倍。OpenAIの比較表ではTerminal-Bench Science 64.6%など多くの行で首位、Artificial AnalysisのIntelligence Indexでは5位(Fable 5.1が1位)。
- 癖と安全装置。 公式ガイドはAstraの癖を5つ挙げ(質問して止まる・ファイルの指示に敏感・書式が多い・委任が少ない・テストが多い)、「強く推奨」するのはskillやAGENTS.mdの監査。指示の取り違えを検知する監視が付き、ChatGPTとCodexでは確認して続行、APIではそこで停止する。
時系列──当サイトの記事12本
| 日付(米国時間・記事の時点) | 出来事 | 当サイトの記事 |
|---|---|---|
| 2026年8月1日(8月7日に記事) | 内部版Astraが数学・理論計算機科学の未解決問題10問を解いたと発表。Lean 4の機械検証つき、1問2,000ドル未満(OpenAIの記述) | 未解決問題10問を解いた |
| 8月7日 | サイバー能力がPreparedness Frameworkの最上位「Critical」に達した可能性を「排除できない」として、基準未達の社内作業を一時停止 | 開発を一時停止 |
| 8月29日 | OpenAIがCursorへのモデル提供を11月12日で終了と発表(SpaceX買収を受け) | Cursorへの提供終了 |
| 9月1日 | 「Path to Astra」でCriticalを正式指定。評価中にゼロデイ2件を自力発見。同じ日にAnthropicはFable 5.1で介入を約60%減 | 史上初のCritical指定 |
| 9月3日 | GPT-6 Astra公開。API $10/$50。自社比較表では首位、Artificial Analysisでは5位 | 公開速報 |
| 9月5日 | Pro・Enterprise・Business PremiumのWork・CodexとAPIで提供開始。Plusは「数日」。同日、全Plus・Businessにも | Proに到着 |
| 9月3日公開のガイド(9月6日に記事) | 公式ガイド「Using GPT-6 Astra」=癖5つ・対処法11本・API新機能4つ・移行7項目 | 公式ガイド全体解説 |
| 9月8日 | ナビエ・ストークス問題の「解答」。約1万エージェント・88時間、Lean形式化と検証はAstraで17時間(OpenAIの記述) | ナビエ・ストークス |
| 9月10日頃 | Pro $200の新規申込と引き上げを一時停止(「現在のユーザーの体験とAstraへのアクセスを守るため」とOpenAI側のTibo氏) | ChatGPT料金記事の9月更新 |
| 9月11日 | 開発者ブログ「Rethinking skills and prompts for GPT-6 Astra」=skill・AGENTS.md・境界の言葉・完了の定義は足すより減らす | 公式ガイドの続き |
| 9月16日 | OpenAIの不整合報告6件のうち、Astraの学習ランに関する記述(要約への「隠せ」指示はAstraで0.27%、脱獄風の指示は別ランで27件) | 不整合の報告枠組み |
| 9月17日・18日 | プラン別の使い方の整理と、Claude Fable 5.1との突合 | 使い方/Fable 5.1との比較 |
自分のプランで使えるか
| プラン | Chat(通常の会話) | Work | Codex |
|---|---|---|---|
| Free・Go | 記載なし | 記載なし | 記載なし(Codexの表にAstraの列が無い) |
| Plus($20) | 不可 | ○ | ○(5時間あたり5〜45通の目安) |
| Pro $100 | ○「GPT-6 Pro」週50通 | ○ | ○(25〜225通) |
| Pro $200(新規申込は一時停止中) | ○「GPT-6 Pro」週200通 | ○ | ○(100〜900通) |
| Business・Enterprise | ○(Standardは月15通・Premiumは週50通/Enterpriseは権限に依存) | ○ | ○ |
| API | — | — | gpt-6-astraを従量課金で |
Codex CLIは0.153.0以上が必要。詳細と出典は使い方の記事に。
料金(API・100万トークンあたり)
| 処理 | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 |
|---|---|---|---|
| Standard(27.2万トークン以下) | $10 | $1 | $50 |
| Standard(27.2万トークン超・そのリクエスト全体) | $20 | $2 | $75 |
| Batch/Flex | $5 | $0.50 | $25 |
| Fast(最大2.5倍速) | $20 | $2 | $100 |
コンテキスト105万トークン、最大出力12万8,000トークン、知識カットオフ2026年4月30日、effortはlow〜maxの5段階。Claude Fable 5.1は同じ$10/$50だがキャッシュ読み込みが$0.25で、長い入力の割増は無い(比較記事)。Fable 5.1側のまとめはこちら。
どう評価されているか
- OpenAIの比較表(自社測定): Terminal-Bench Science 0.1 64.6%(Fable 5.1 52.6%)、Terminal-Bench 4.0 57.7%(本文は57.9%)、AutomationBench 41.4%、ARC-AGI-3 99.9%(Responses APIのハーネスで設定を2つ変更)など
- 同じ表でAstraが下回る行: Artificial Analysis Intelligence Index 61.2(Fable 5.1 65.7)、Humanity's Last Exam(ツールあり)57.2%(Fable 5.1 65.0%)、FrontierCode 1.1でFable 5に僅差で負け
- Artificial Analysis(独立): Intelligence Index v4.1.1で61・5位、Coding Agent Index v1.4で67・5位(9月3日時点)
- 公式ガイドの癖: 質問して止まる、ファイルの指示に敏感、書式と決まり文句が多い、委任が少ない、テストが多い。対処法11本は公式ガイド全体解説に原文つきで
安全装置──何が止まるか
- サイバー能力は「Critical」(ゼロデイを自力で発見して攻撃コードまで作れる水準)。公開版は脆弱性の実証コードの作成を拒否し、防御側向けの緩い設定は「Daybreak」経由で数週間かけて拡大
- 指示の取り違えを検知する監視が付き、検知時は会話を一時停止または停止して確認を求める。ChatGPTとCodexでは確認して続行できるが、APIではタスクがそこで停止する
- 推論の監視のしやすさはGPT-5.6 Solより低下したとOpenAI自身が書き、「この低下を深刻に受け止める」としている
- 9月16日の不整合報告では、要約に「ミスを隠せ」と書く行動がAstraの学習ランの要約の0.27%で検出された(5.6-Solは2.15%)
筆者の使い方
筆者はChatGPT Proの契約者で、9月5日05:32にCodexのモデル欄にAstraが出た時点から使っている。9月5日に同じ3D制作の課題をClaude Fable 5.1と両方に振って決めた使い分けは、「目標を決めて構想から叩き台まではFable 5.1、叩き台から100に持っていく作業はAstra」(比較記事に詳しく)。公式ガイドの言うとおり、前のモデル向けに足していた指示を減らすほうが、足すより変化が大きかった、というのが筆者の所感である(公式ガイドの続き)。
このページの更新について
- 各項目の数字と出典は、リンク先の個別記事に置いてある。このページでは再掲のみで、新しい主張は含めない
- 新しい動き(Plusでの提供範囲の変更、Pro $200の再開、システムカード、外部ベンチの追加、APIでの停止の頻度)が出たら、時系列の表に行を足す
- 2026年9月17日時点で12本。動画つきの記事は各記事のページから見られる
関連記事
出典・参照資料
- 一次資料GPT-6 Astra: A new generation of intelligence — OpenAI公式ブログ(2026-09-03) ↗
- 一次資料Path to Astra: critical capabilities and frontier safeguards — OpenAI公式ブログ(2026-09-01) ↗
- 一次資料GPT-6 Astra — OpenAI API モデルページ ↗
- 一次資料GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT — OpenAI Help Center ↗
- 一次資料Using GPT-6 Astra — OpenAI公式ガイド(Latest model guide) ↗
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